トリートメント水槽で魚を銅治療していると、生物相に影響が出るので濾過槽が使用できません。なので、治療中はアンモニア濃度に注意する必要があります。僕は銅治療にSeachemのCupramineを使用しています。水換えして銅を再添加するのが面倒なので、アンモニア中和剤を使用しようと考えました。使用する前に「PrimeとCupramineは同時使用駄目」ということを思い出しました。
Seachem(シーケム)のKanaplex(カナマイシン)で治療
自分のミスで検疫が大丈夫とおもった魚を水槽に入れたら、検疫が充分じゃなかったみたいでバクテリア・ウイルスに罹患しており水槽内の他の魚にも広がってしまいました。それにより、貴重な数個体が犠牲になってしまいました。
1個体はSeachemのParaGuardで治療を開始したんですが、治療が遅すぎたのか翌朝にはおなくなりになっていました。ParaGuardの成分は、マラカイトグリーンのようなのでもしかしたら添加した量が多すぎたのかもしれません。
Seachemは、病気の原因によって以下のようなチャートが用意されており、どの薬を使えばよいか分かりやすくなっています。

海水魚治療における抗生物質
海水魚がバクテリアなどに感染したときに使用する選択肢の一つが、抗生物質による治療だと思います。抗生物質といっても様々な種類があり、どれを使用して良いかわからないことが多々だと思います。これって人間にも言えることで、お医者さんは長年勉強してどの抗生物質がどれに効くかわかるけど、一般人には簡単にわかるわけないですよね。このあたり経験が大きな要素になってくると思います。 “海水魚治療における抗生物質” の続きを読む